アップルは、音楽ミキシングソフトウェア「Logic Pro」の新バージョンをリリースした。さまざまな新機能が搭載されている。
米国時間7月16日にリリースされた「Logic Pro X」は、インターフェースのデザインが刷新され、プロの音楽家向けの音源やエフェクトがさらに搭載されている。新たな「Drummer」機能では、バーチャルなドラマーが加わった。このドラマーは、多様なドラム演奏スタイルを使って、ユーザーが制作した曲に合わせて演奏することができる。「Flex Pitch」機能では、ユーザーの楽曲向けにピッチ編集が可能だ。また「Logic Remote」機能により、Logix Pro Xをユーザーの「iPad」から操作することができる。
Appleはさらに、ライブパフォーマンスアプリ「MainStage」を強化した。これにより、スタジオで作られたサウンドを、Macを介してライブコンサートに送ることができる。さらに、「MainStage 3」は新たなインターフェースを採用し、「Logic Pro X」のプラグインやコントロールと互換性を保っている。
Appleのマーケティング責任者であるPhilip Schiller氏は声明で、「Logic Pro Xは当社のこれまでで最もパワフルなバージョンであり、プロ品質の音楽を制作するプロセスを効率化するための、高度なツールとモダンで新しいインターフェースを採用している」と述べている。
Logic Pro XとMainStage 3は、Mac App Storeでそれぞれ1万7000円および2600円で購入しダウンロードできる。「Logic Remote」は「iOS」端末向けのApp Storeから無料でダウンロード可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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