Steve Jobs氏は、NeXTに在籍していた1994年、Silicon Valley Historical Association(SVHA)に対する20分間にわたるインタビューの中で、自身が残したものについて語っていた。興味深いことに同氏は当時、自身と自身の業績が数十年のうちにおおよそ忘れ去られてしまうだろうと予測していた。
このインタビューからの映像が今週初めてYouTubeに投稿された。SVHAによるJobs氏に関する60分間のドキュメンタリー「Steve Jobs: Visionary Entrepreneur」(先見の明のある起業家)のプロモーションのためである。
まだ40才にも満たないJobs氏は、動画の中で、「私の人生でこれまでに成し遂げたことすべてが、私が50才になるまでに廃れてしまうだろう」と述べている。「『Apple II』は今や過去のもので、『Apple I』は何年も前に廃れてしまっている。『Macintosh』は今後数年間のうちに時代遅れになるところだろう」(Jobs氏)
これはAppleに復帰して同社を立て直し、それまでで最も時価総額の高い企業の1社に築き上げる前のJobs氏の発言だ。それからほぼ20年が経過した現在、われわれはつい先日Mac OSの最新版を目にしたばかりだ。動作するApple Iは、つい最近のオークションで50万ドルを超える価格で落札されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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