UPDATE Microsoftは米国時間6月26日、サンフランシスコで開催している「Build」カンファレンスの基調講演で、「Windows 8.1」のプレビュー版を発表した。
Microsoftは、Windows 8.1の画面左下隅に「Start」ボタンを復活させた。これをクリックすると「Start」画面が表示され、「Windows 8」と同様にそこで数文字を入力してアプリを検索し、起動することができる。「Windows 7」にあったものとまったく同じポップアップメニューは表示されないものの、新しいStartボタンを右クリックすることによって、一般的な「Control Panel」(コントロールパネル)の設定、「Task Manager」(タスクマネージャ)の起動、検索の実行といった便利なシステムツールにアクセスする機能が追加されている。ポップアップメニューの一番下には、コンピュータをシャットダウンまたは再起動するためのオプションがある。Windows 8でこの機能にアクセスするには、画面の右上隅にマウスを移動し、下向きにドラッグし、「Settings」(設定)、「Power」(電源)、「Shutdown」(シャットダウン)または「Restart」(再起動)の順にクリックしなければならなかった。
多くのユーザーが歓迎するであろう変更点は、「Windows」マシンを起動してOS内で直接デスクトップを表示するように設定できることだ。
「Windows 8」では、Xbox Musicによって3000万曲以上からなる大規模なライブラリから無料の音楽をストリーミングすることができた。Windows 8.1では、同アプリが刷新され、そのインターフェース内をより簡単に移動できるようになっている。左側のナビゲーションペインでは、ラジオステーションの起動、アーティストの検索、自分のコレクションからの楽曲の再生、プレイリストの作成や管理が可能だ。画面の右側では、アーティストの参照、コンテンツの検索、動画の視聴などができる。アーティストを入力して類似の楽曲からなるストリームを取得することによって「Pandora」のようにラジオステーションを作成したり、選択した楽曲のプレイリストを作成したりすることができる。
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