Windows 8.1では、検索チャームの機能が少し改良されている。検索を実行すると、ファイル、「SkyDrive」、アプリ、ウェブといった複数のソースからの幅広い検索結果が得られるようになった。すべての検索結果が水平に表示され、右方向にスクロールすると他のソースからのさらなる検索結果が表示される。
人気の俳優、ミュージシャン、スポーツ選手などの有名人を検索すると、Windows 8では「Hero」画面と呼ばれるものが表示される。例えばラップ歌手のKanye Westを検索すると、大きな写真、関連楽曲とビデオ、映画に加えて、さらにスクロールすると、ウェブサイトや画像といったより基本的なウェブ検索結果が表示される。
Windows 8.1では、アプリウィンドウのサイズを変更して「Snap」機能を使用することにより、複数のアプリを1つのモニタ上で同時に実行できるようになる。画面解像度が十分に高ければ、最大4つのアプリを同時に1画面上で実行することが可能だ。同時に実行する4つのアプリを表示するには2560×1440ピクセルの解像度が必要となる。デュアルモニタ設定なら、同時に8つのアプリを実行できる。
Microsoftは、Start画面とロック画面の両方に一部のパーソナライゼーション機能を追加し、デスクトップPCやタブレットにユーザーが独自のテイストを加えられるようにした。背景色として選択できる色が増えており、ロック画面上には、現在ハードドライブにある写真やSkyDriveに保存されている写真のスライドショーを表示することができる。
カメラアプリは、Windows 8.1で大幅に改良されている。あらゆる機能を網羅した写真編集ツールによって、色補正、輝度やコントラストの調整、赤目補正に加え、6種類のフィルタが選択できる。
今週開催されているMicrosoft Buildカンファレンスの目的の1つは、Windows Store向けの新しいアプリの開発に開発者らが積極的に取り組むようにすることだ。Windows 8.1における刷新は、正しい方向への一歩といえるだろう。よりすっきりとした外観で画像が大きくなり、全般的にレイアウトが改良されて洗練されている。Microsoftは、ユーザーの現行アプリが自動的にアップデートされ、ユーザーが常に最新版を使用できるようにもしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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