ソーシャル時代の到来はマスメディアにもエキサイティング--日米メディアの雄が討論 - (page 3)

岩本有平 (編集部)2013年06月06日 15時57分
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ソーシャル時代はメディアにとって「エキサイティング」

伊藤氏:技術が進歩すると、「世の中から置いていかれいる」と思う人がいるが、今のネットの技術は「(通信やハードウェア、ソフトウェアを)いかに安くしていくかいじりやすくするか」というもの。それによって何が起きるかというと、「テクノロジーの民主化」。これまで中央管理型で発注していたのが、個人でもできるようになる。

 技術が変わると、「大企業中心」という状況も変わる。メディアだけでなく物流だってそうだ。マスコミの危機感もあるが、製造だってなくなるかも知れない、となっていく。消費者の立場から製造者、デザイナーになっていくと国の力も変わる。

シーホフ氏:だからこそエキサイティングだ。民主的になっている。15年前、もし私が情報を発信したければお金もインフラも必要だったが、今ではiPhone1つでできる。どんどん価格も下がっている。

山田氏:エキサイティングなフェーズに来てるというのは日々思っている。とある大学で「新聞は衰退産業。今後どうするのか」と学生に聞かれた。

 確かにビジネスとしては苦しいが、それは製造業も含めて、「マス」というもの自体が苦しいということ。だが一方で面白い局面に来ている。

 たとえば杉並区に対して、保育所の嘆願書を出すという話があった。そこでは、ソーシャルメディアで一般の人の暮らしの嘆きやぼやきが聞こえてくるようになっている。

 今までのような取材も重要だが、声の大きい人の声だけが聞こえていた。これからはこちら側(ソーシャルメディア)も探索できるので、本当の意味で暮らしの声を拾い上げられる。


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