サンフランシスコ発--Googleは米国時間5月16日、「Google I/O 2013」に集まったあふれんばかりの聴衆の前で、「Google Glass」向けに動画ストリーミングと開発キットを開発中であることを認めた。
これらの機能に加えて、「Project Glass」のシニアデベロッパーアドボケイトであるTimothy Jordan氏は、Glassにオフラインサポートとメディアアクセスも追加する予定であると述べた。Jordan氏は、これらの改良が加えられる日を明言せず、すべての機能が「まもなく」このインターネット接続のウェアラブルヘッドセットに提供される予定だとだけ述べた。
Googleは「Glass Development Kit」に対する開発者の希望を聞きたいと思っていると同氏は述べた。「われわれは開発者に重点を置いている。つまり、あなたがたと、あなたかたがGlassに何をするかだ」と同氏は述べた。
「Glassはまさに今の時代の端末だ」とJordan氏は述べ、開発に関するいくつかの提案をした。「Glassは、ユーザーが今まさにしていることそのものである。開発者はコンテンツを(ユーザーに)提供する必要がある」と同氏は述べたが、同時に警告も発した。
「意外性は避けてほしい。どのようなプラットフォーム上でもそれはよくないが、Glass上では特に危険だ」と同氏は述べた。Jordan氏は具体的な危険性については触れなかったが、Glass上の予期せぬ驚きがユーザーに対する物理的な危害となり、開発者に対する訴訟につながる恐れがあると想定しておくのがおそらくは安全である。
「アプリケーション、つまり自分の『Glassware』の意図に正直であってほしい。登録することによって何を得るのかをユーザーが確実に理解できるようにしてほしい」(Jordan氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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