MicrosoftのSkype部門は米国時間5月13日、「Skype for Windows Phone 8」と「Skype for Windowsデスクトップ」に対するアップデートのダウンロード提供を開始した。
「Skype for Windows Phone 8」のバージョン2.6は、Skypeチームによると「マイナーアップデート」であり、「Windows Phone Store」からダウンロードできる。Skypeのサイトによると、同アップデートにはチャットや通話の通知、および電話番号を指定してかける通話の信頼性向上などの改善、そして「最近の会話リストにおけるメッセージプレビューがたまに正しく表示されない」問題の解消が含まれているという。
またSkypeチームは、Skype on Windows Phone 8に残っている未解決の問題に対する今後の修正やアップデートに関する情報も提供している。同チームは、他の端末で電話に出たり、電話をかけてきた相手が電話を切った際に電話が鳴り続けるという問題の解決に取り組んでいる。同チームによると、将来のリリースにおいて(いつかは明らかにされていない)、Skypeアカウントと統合されていないMicrosoftアカウントでのサインインも可能にするという。
どのリリースかは未定ながら、今後の改善には次のようなものが含まれている。通話をバックグラウンドにした際にビデオ通話が停止する場合があるという問題の解決や、Windows Phone上で読んだメッセージを他のデバイス上でも既読にするような修正、Skypeアプリがクローズしている際に受信したすべての通話が音声通話として表示されるというバグの修正。
「Windows XP」と「Windows Vista」「Windows 7」向けである「Skype for Windowsデスクトップ」のバージョン6.3もダウンロードできるようになっている(この新バージョンは「Skype for Windows 8」アプリケーションに対するアップデートではない)。同リリースに含まれる具体的な新機能はほとんど明らかにされていないものの、Skypeのサイトには新たな特徴として、「Skypeアプリケーションの品質や安定性」の向上が挙げられている。
Microsoftのサービスアップデートとしては他に、「SkyDrive」クラウドストレージチームも13日、SkyDriveに対するいくつかの改善を今後48時間で順次公開していくと発表している。その内容には以下のものが含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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