「Windows 8」ユーザーは、いずれAppleの「iTunes Store」にある人気の高いアプリをすべて入手できるようになるだろう。だが、CNN Moneyが米国時間5月7日に掲載したMicrosoft幹部へのインタビュー記事によれば、「iTunes」が近いうちに利用できるようになるかどうかは疑わしいという。
Microsoftの「Windows」部門で最高財務責任者(CFO)を務めるTami Reller氏によると、米国のホリデーシーズンまでにはAppleの「App Store」にある人気の高いアプリのほとんどをMicrosoftのアプリケーションストアで取り扱う予定だという。現在、Microsoftは6万以上のアプリを提供しており、ユーザーによるダウンロード回数は約2億5000万回に及ぶ。
だが、Windows 8ユーザーが当面利用できない可能性の高いアプリが1つある。それは音楽とビデオを扱うAppleのiTunesアプリだ、とReller氏は言う。
「Windows 8でiTunesアプリがすぐに使えるようになるとは期待しないでほしい」と、Reller氏はCNN Moneyの取材に対して述べている。「iTunesは非常に人気が高く、迎え入れる用意はできている。努力していないわけではない」(Reller氏)
これはWindows 8を搭載するPCやタブレットのユーザーがiTunesをまったく利用できないという意味ではない。利用は可能だ。ただし、PCやタブレットを「デスクトップモード」にする必要がある。このモードは従来のPC向けインターフェースで、タッチスクリーン用インターフェースに比べると、キーボードやマウスでの操作にはるかに適している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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