電源を入れるとまずはディスプレイに「Android」の表示。とはいえ表示する文字や絵は自由に書き換えできるからこの時点でまだスマホと安心するのは早い。そしてしばらくすると今度は「S」の文字。ギャ、ギャラクシーデスカ!?まぁこのあたりは長いものに巻かれろじゃないが、有名な製品のイメージを出したほうが受けがいいってことなんだろう。さらにしばらく待つとようやく待ち受け画面が表示される。起動途中に画面上に表示されるあれやこれやの通知を見ると、きちんとAndroidスマホであるようだ。
なおJH6661は開いた状態からも起動できる。こちらはフツーのケータイのように切断キーが電源キーを兼ねており、ここを長押しすればそのまま起動する。この手の折り畳みスタイルの製品で電源キーが2カ所にあると、どちらの状態からもONできるので結構便利だ。ところでディスプレイの表示は表面も内面も全く同じ。起動中に開閉しても画面表示が切り替わるだけである。これで両面同時表示モードなんてあったら面白そうなんだけど、使い道がないだろうしバッテリも食うだろうからそんな機能は載ってはいない。
起動後は普通にAndroidスマホとして使うことができる。ディスプレイサイズは3インチ前後、画面の解像度はおそらくQVGAだろうか。スペックが低いのは値段を考えても仕方ないところだが、使い道次第ではそこそこ使えるかもしれない。特に閉じた状態なら手の平にすっぽり収まるコンパクトな大きさなので、小型スマホとして手軽に使えそうだ。また開けばカーソルキーを使ったり数字キーからの文字入力もできるのでスマートフォン初心者の人にも使いやすいかもしれない。
そうそう、通信方式が2Gのみ対応というのは使っていると不満が感じられるかもしれない。でも実は中国は大都市を中心に通信事業者のWi-Fiが飛んでいるので、高速通信はそちらを使えばそこそこ使えちゃうのだ。なので通信方式に関しては消費者からの不満の声はあまり出てこないかもしれない。2枚のSIMは当然のことながら同時待ち受け可能なので、スマホとしてバリバリ使いまくるよりも、ちょっとスマホにもなるSIMカード2枚ケータイと考えて利用するのがよいだろう。
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