Facebook、モバイルソフトウェア新興企業Osmeta買収を認める--エンジニア確保が目的か

Dara Kerr (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年04月12日 11時18分

 新たな「Android」スキンの「Facebook Home」を発表して間もない同社は、モバイルソフトウェアを扱う新興企業Osmetaを買収したことを米CNETに認めた。

 FacebookはOsmetaの買収について詳細なコメントを控えているが、TechCrunchの報道によると、この買収は先週行われたFacebook Home発表以前の1カ月間のある時点で実施されたという。

 Osmetaはまだ商品を発表したことがないので、同社に関してあまり多くのことは知られていないが、Osmetaのウェブサイトによると、同社は「極めて興味深いソフトウェアテクノロジの開発に取り組んでいる」という。

 「当社では、新興企業の屋根、さらに言うならほかのあらゆる屋根の下に、想像しうる最も優秀なプログラミングの才能が密集している。当社の17人からなるエンジニアリングチームは、世界的に有名なハッカーとさまざまな偉業を成し遂げてきた研究者で構成されており、彼らは非常に困難なソフトウェアエンジニアリングを実行する能力を備えている。弊社チームの脳に蓄積されたコンピュータサイエンスの知識の広範さと深さは、注目に値する。われわれの多くはGoogleやIBM Research、Yahoo Research、VMwareなどの場所で輝かしいキャリアを築いてきた」(Osmetaのウェブサイト)

 Osmetaのエンジニアたちは過去にAndroidやAndroid向け「Chrome」「Chrome OS」、そのほか多数のソフトウェアの開発に携わったことがあるようだ。FacebookがOsmetaに関心を抱いた理由は、同社が開発している実際の製品よりも、同社の優秀な人材と関係があったのかもしれない。

提供:Osmeta
Osmetaによれば、これらのデバイスすべてに同社のエンジニアが取り組んだ経験があるという。
提供:Osmeta

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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