Appleは、同社とサムスンの特許侵害訴訟の担当判事が間違いを犯したと主張して、減額された損害賠償金のうち8500万ドルを元に戻すよう求めている。
大きな注目を集める同訴訟の3月の裁定で、米連邦地方裁判所のLucy Koh判事は、Appleの特許を侵害していることが認定されたいくつかのサムスン製品について、損害賠償金を減額した。Koh判事は当初の10億5000万ドルの裁定から4億5050万ドルを削減し、損害賠償に関する新たな審理を行って、金額を再計算するよう命じた。しかし、Appleは、2つのデバイスが除外されており、Koh判事が損害賠償金の少なくとも一部の減額に関して間違いを犯したと不満を訴えてきた。
それらの損害賠償金を復活させようとしているAppleは米国時間4月10日夜、条件付きの申し立てをカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出し、Koh判事に対して、陪審員らが認定した損害賠償金について、新たな審理を行うことを認めた同判事の命令を再考するよう求めた。同判事は、AT&Tが販売する「GALAXY S II」と「Infuse 4G」に関して、陪審員らが認定した損害賠償金を認めなかった。Appleの申し立てでは、同判事がGALAXY S IIに関して4049万4356ドル、Infuse 4Gに関して4479万2974ドルの損害賠償金を復活させることも求めている。
Conditional Motion for Reconsideration of Order Granting New Damages Trial
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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