「Google Now」はAppleのApp Storeにまだ申請されていないという。Appleが米CNETに伝えた。
Googleの会長であるEric Schmidt氏は現地時間3月21日、インドで開催されたBig Tent Summitで講演した際に、Google Nowがいつ「iOS」端末向けに提供されるかという質問を受けた。Schmidt氏は、Appleの社名を口にする寸前でやめるというパフォーマンスを見せ、アプリをAppleのプラットフォームで提供するかどうかを決定するのはAppleであることをほのめかすような発言をした。
「それについてはAppleと話し合う必要がある」とSchmidt氏は述べた。「Appleには、同社ストアに申請されたアプリを承認または却下するためのポリシーがあり、われわれが作成するアプリの中には、承認されるものもあれば却下されるものもある」(Schmidt氏)
しかし、Appleは米CNETに対し、Google Nowアプリケーションが同社のApp Storeにおける審査に向けて申請されたことはないと述べた。
AppleとGoogleは、Appleが「iOS」から「Google Maps」を排除して以来、App Storeとその承認プロセスをめぐって奇妙な舌戦を続けている。iOSにGoogle Mapsが標準装備されなくなった直後には、AppleがApp StoreにおけるGoogle Mapsの承認を延期しているという報道が浮上した。ただしAppleは、その主張を否定した。Google Mapsは結局、App Storeで承認され、瞬く間に同ストアのアプリランキングのトップの座についた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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