Googleは米国時間3月13日、「春の大掃除」の最新ラウンドとして、「Google Reader」を含む廃止予定のサービスや機能を複数発表した。
Googleは、RSSリーダのGoogle Readerを7月1日に終了することを明らかにしている。ユーザーや開発者は、終了までに3カ月余りの猶予が与えられているため、代替RSSリーダで使うためのデータを「Google Takeout」を使ってエクスポートできる。Googleは13日、今回の決定について、2005年に開始したGoogle Readerの利用減少に基づいていることを同社ブログへの投稿で述べた。
Googleは、Google Reader以外にも複数のサービスや機能を終了することを明らかにしており、同社が2011年に「春の大掃除」を開始して以来、廃止される数は計70件になる。Googleは今回の廃止の要因として、モバイル機器への大胆な転換を挙げている。
同社は13日、写真編集ソフト「Snapseed Desktop」の「Mac」版と「Windows」版の販売とアップデートをただちに終了すると述べた。ただし、関連するモバイルアプリの「iOS」版と「Android」版については無償で提供を続ける。来週には「Google Voice App for Blackberry」のサポートを終了し、同アプリを使い続けたいBlackBerryユーザーに対して「HTML5」アプリに移行するよう勧めている。
開発者向けのものに関しては、「Search API for Shopping」「GUI Builder」および5つの「UiApp」ウィジェットと、「CalDAV API」を廃止する。CalDAV APIについては、一部の許可した開発者にのみ提供を続ける。これらのツールは9月16日に廃止される。
このほか13日に廃止が発表されたものには、「Google Building Maker」(「Google Earth」や「Google Maps」の3D建造物モデルを作成するためのツール)、そして、「Google Cloud Connect」プラグイン(「Microsoft Office」のファイルをWindows PCから「Google Drive」に自動的に保存するツール)がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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