Googleは米国時間5月30日、ユーザーが「Google Voice」で設定を制御して、迷惑な発信者不明の通話に出てしまうのをより簡単に回避できるようにするのを支援すると発表した。それが知らない番号であれ、制限された番号であれ、ブロックされた番号であれ、ユーザーはそうした電話をかけてきた人を指定された1つのグループに分類することができる、と同社は述べた。
GoogleのソフトウェアエンジニアであるTom Ford氏はブログ投稿の中で、「多くのユーザーが、自分のアドレス帳に載っていない人々を対象とした制御機能の実現をわれわれに要請している。そこで、われわれは30日、電話をかけてきた人を2つのグループに分類できる機能をGoogle Voiceユーザーに提供した」と述べた。
Google Voiceは、ユーザーが発信者不明の通話を1つのグループに分類して、そこからの電話をスクリーニングしたり、ボイスメールに直接送ったりできる機能を提供するほか、ユーザーが自分のアドレス帳に載っている人々を分類できる方法もアップグレードした。それにより、ユーザーは連絡先リスト内のすべての人々を対象に個人的な挨拶の言葉を設定できるようになった。これらのグループはいずれもGoogle Voiceの設定にあるグループタブで管理される。
「Google Voiceは、両親向けにカスタマイズされた挨拶の言葉を再生したり、お喋り好きな隣人を直接ボイスメールに送ったりできる機能を提供することで、ユーザーは電話をかけてきた人を扱う方法をカスタマイズできるようになる」(Ford氏)
Googleは2月に、ユーザーが「Circles」をGoogle Voiceに追加できるようにする別の新機能も発表している。これは「Google+」のCirclesと同じように機能する。ユーザーは設定にある「Groups & Circles」タブで、連絡先を知り合いや友達、家族といった適切なグループに分類することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」