Chromebook Pixelには、デュアルコアの1.8GHz Intel Core i5プロセッサ、インテル HDグラフィックス4000(統合)、そして4Gバイトのメモリが搭載されている。以前のモデルではローエンドのCeleronやARMのチップを使っていたことを考えると、ChromebookのCPUパワーとしては、大きく向上していると言える。これによって、Chromebook Pixelは本質的に、ほかのMacやWindows PCと同水準のコンピューティング能力を持つようになった。
Pixelには2つのモデルがある。32GバイトのSSDを持つ、1299ドルのWi-Fiのみモデルと、4G LTEが組み込まれる1449ドルの64Gバイトモデルだ。どちらのモデルでも、「Google Drive」でなんと1Tバイトのクラウドストレージを3年間利用できる。LTEの利用料金の詳細は公表されていないが、米国ではGoogleが用意する1カ月あたり100Mバイトの容量を超えた場合、Verizonの「Share Everything」プランを月額10ドルでPixelに追加できる。1日単位の課金プランも利用できるが、価格は明らかにされていない。
外側には、USB 2.0のポート2つ、外部モニタ接続用のMini DisplayPort、SDカードスロット、ヘッドホンとマイクのコンボジャックがある。またGoogleは、通常の使い方ではバッテリは5時間持つと述べている。搭載しているのがBluetooth 3.0とUSB 2.0であるというのは、Pixelが最新の標準よりも1つバージョンが遅れているということを意味している。Mini DisplayPortとHDMIの変換アダプタも同梱されているが、この価格帯のほとんどのほかのラップトップには(Retinaディスプレイを持たないMacBookという大きな例外を除けば)HDMIが組み込まれている。
250ドルのサムスン製Chromebook Series 3でさえ、USB 3.0のポートが1つ付いている。
Googleは、画面の上に2つのマイク、HDカメラ、環境光センサを搭載した。2つのマイクがあれば、ノイズキャンセルには役に立つが、Googleは3つめのマイクをキーボードの下に用意して、タイピングの音を軽減するために使っている。
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