Chromebook端末ファミリーにこれまでで最も価格の低い製品が加わった。Googleは米国時間11月12日、11.6インチ、199ドルのAcer製ネットブックを発表した。
この「Acer C7 Chromebook」は、GoogleのクラウドベースOS「Chrome」を搭載するコンピュータの現行のラインアップである「Samsung Chromebook」と「Samsung Chromebook 550」に加わることになる。
今回の最新モデルには、Intelプロセッサ、フルサイズのキーボード、クリック可能なトラックパッドが搭載されている。ハードドライブは320Gバイトで、「Google Drive」上の100Gバイトの追加ストレージが2年間無償で使用できる。C7は、18秒で起動し、バッテリ持続時間は3.5時間であるとGoogleは述べている。
ただし、低い価格を達成するために犠牲になった部分もある。C7は、最低価格が同端末よりも50ドルしか高くないSamsung Chromebookに比べてバッテリ持続時間が3時間短い。また、Samsung Chromebookに比べて厚く、起動時間が長く、Samsung 550には搭載されている3G機能を持たない。
それでも199ドルという価格から、C7は、オンラインでコンピュータを多用する消費者の多くにとってこのクリスマスシーズンの魅力的な製品となる可能性がある。Googleは、同端末が従来のノートPCよりも共有が容易であるとして宣伝しており、その理由として、ユーザーがGoogleアカウントでログインすると、自分のファイルのみが参照できることを挙げている。
C7は13日に米国において、Google Playストア、BestBuy.com、および一部のBest Buy店舗で発売される。英国では、Google Play、Amazon UK、PC World、Currysで購入できる。さらに多くの国において「まもなく」提供する予定だとGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」