Googleドライブは、Googleが提供するストレージサービスだ。文書、動画、写真などのあらゆるファイルをGoogle Drive上に保存して、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android端末などから見られる。5Gバイトまでは無料で利用可能だ。Google Driveでは、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションを作成できるが、現在のバージョンのiPhoneアプリの場合、ドキュメントとスプレッドシートのみ、iPhone上から新規作成できる。
Googleドライブは、基本的には、インターネットに接続できる状態で利用するが、オフラインでも参照したいファイルは、各ファイルの詳細画面で「オフラインで使用」(実際には、メニュー名が途中で切れてしまっていて読めないが)を「オン」にしておく必要がある。ファイルは、名前やメールアドレス、グループを指定して共有できる。該当するファイルにアクセスできるユーザーは、詳細画面にはっきりと表示されているので分かりやすい。詳細画面では、ファイル名の変更、移動、削除を行うことができる。
ドキュメントの編集機能は、フォント(英語フォントのみ)の変更、太字、斜体(日本語には適用されない)、下線など、ごく簡単なものしか用意されていないが、基本的なテキストエディターとして利用できる。スプレッドシートの場合は、四則演算や関数などが利用できるほか、セルの罫線、セル内の文字位置の変更などが可能だ。関数の入力をアシストする機能はないが、「=SUM(A1:A8)」のように入力すれば、セルA1~A5までのセル内の数値の合計を計算できるので便利だ。その他の関数については、Googleドライブのヘルプをウェブブラウザで検索して参照しよう。
写真は、アルバムからアップロードできるほか、その場でカメラを起動して撮影することも可能だ。PDFファイルや写真などのファイルの場合、Google Drive内から他のアプリで開くことができる。Google Driveアプリでできることはまだ少ないが、スプレッドシートの編集ができるようになって、利用価値は大いに上がった。筆者の場合、交通費などの経費の計算をGoogleドライブのスプレッドシートで行っているため、外出先でも記録ができるようになってありがたい。今後のアップデートによる機能向上に期待したい。
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