BoxCraneは、Dropbox内のファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで移動できるファイル管理アプリだ。画面を上下に2分割して別々のフォルダを表示させておき、一方のフォルダから、もう一方のフォルダにファイルやフォルダを移動できる。Dropbox公式アプリではやりにくいファイルやフォルダの整理がはかどるだろう。
まずは、DroCraneで自分のDropboxのアカウントとの接続を設定する。設定画面では、ファイルとフォルダの削除認のオン/オフ、上書き確認のオン/オフを変更できるが、いずれもオンにしておく方が、誤ってファイルやフォルダを削除してしまわなくて済むので安心だろう。また、パスコードロックを設定しておくと、勝手にアプリを起動して中身を見られてしまうリスクを回避できる。
画面を2分割にするには、画面下部の黒いバーをタッチする。バーを上下にスライドさせると、上下の画面比率を変更できる。ファイルやフォルダは、上下の画面のいずれの方向へでも、移動またはコピーできる。移動させたいファイルやフォルダの右端に表示されている3本線のアイコンの部分を、もう一方のウィンドウに表示させているフォルダにドラッグ&ドロップすると、「移動/コピー/キャンセル」を訪ねるポップアップメニューが表示されるので、目的のメニューをタップする。アプリ本体(つまりローカル)に保存する場合は、「コピー/キャンセル」のみとなり、移動の操作は選択できない
ファイルのタイトルをタップすると、ファイルのプレビューが表示される。ファイルまたはフォルダのタイトルを長押しすると、ポップアップメニューが表示される。このポップアップメニューから、「名前の変更」や「リンクの送信」を選択できる。Dropbox公式アプリからは、ファイル単位でのリンクの送信はできるが、フォルダ単位でのリンクの送信ができないのが不便だが、DropCraneなら、フォルダのリンクも送信できるので助かる。ファイルの場合は、「他のアプリで開く」メニューも選択することができる。
カメラロールだけでなく、アルバムやフォトストリームからも、写真を選択してDropboxにアップロードできる。フォトストリームにはアップロードされない動画についても、サムネールを確認しながら選択してアップロードできるので助かる。上下に画面が分割されていることで、アップロード先のフォルダもアップロード元のファイルも確認しやすく、小さなiPhoneの画面でも整理整頓が楽にできるのはうれしい。最近は、Dropboxと連携できるアプリやサービスが増えており、なんでもかんでもDropboxに保存するという人もいるだろう。長くDropboxを使っていると、いらないファイルが溜まってきたり、違うフォルダに保存されてしまっていたりということがあるので、DropCraneでサクサクと整理してしまおう。
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