Googleは米国時間3月5日、Warner Music Groupと提携した。この交渉に詳しい情報筋が語った。Googleは2013年夏に音楽配信ビジネスに参入しようとしているという。Billboardが最初に報じたこの提携は、Googleが運営している2つのサービスである「Google Play」(「Android」音楽プラットフォーム)と「YouTube」の一部の権限を付与するものだ。
Warner Musicの広報担当者はコメントを拒否した。YouTubeはすぐにはコメントの求めに応じなかったが、5日になってFortuneの記事への応答として、サブスクリプション型の音楽サービスについて検討していることを認めた。
今回の提携はGoogleにとってほんの1つのステップにすぎない。同社はSpotifyなどのストリーミングサービスに対抗することを目指しており、YouTubeをさらに強力で収益性の高いビジネスに変えようとしているからだ。8億人という月間ユニークユーザーを擁するYouTubeは、すでに既存の音楽サービスでは最大のものとなっているが、現時点では広告でのみ収益を上げている。
この交渉に詳しい情報筋によると、GoogleはUniversal Music GroupやSony Musicの幹部らとも協議を続けているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果