米国時間3月4日、「Google Chrome」のモバイルブラウザ(「iOS」版と「Android」版の両方)にいくつかの有益なアップグレードが施された。
「iPhone」および「iPad」向けChromeのアップデートは、同アプリに新しい共有機能をもたらす。メニューをタップすると「共有」ボタンが表示されるので、そのボタンを使って、「Google+」や「Gmail」「Mail」「Messages」、Facebook、Twitterにページを直接送信することができる。また、履歴機能も追加され、任意のページで「戻る」ボタンを長押しすると、デスクトップアプリと同様に、過去に訪問したページのリストが表示される。
iOS版Chromeでは、もう1つアップデートが加えられた。「オムニボックス」に入力された検索語は、長くて読みにくい検索文字列ではなく、入力内容がそのまま表示されるようになる。Googleによると、最初のクエリの後に検索を絞り込む作業を簡素化することが狙いだという。ただし、このアップデートは「数週間以内」に公開される予定で、アプリですぐには表示されない可能性がある。
一方、Android版Chromeは速度が向上した。Googleはブログ投稿で、「モバイル向けに最適化された『V8』Javascriptエンジンの最新バージョンを採用したことで、われわれは『Octane』パフォーマンスベンチマークのスコアを前回のアップデートから平均25%向上させた」としている。
アップデートされたモバイル版Chromeは、「Google Play」と「App Store」で公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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