アップル、6年連続でFortuneの「最も称賛される企業」に

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月04日 13時44分

 Fortuneが実施した企業幹部による投票で、Appleが最も称賛される企業となった。

 同社は6年連続でこのタイトルを獲得した。2013年はFortuneのランキングシステムで8.24点を獲得。Googleの8.01点やAmazonの7.28点を上回った。

 Appleは最近の業績への懸念にもかかわらず、最も称賛される企業に選ばれた。

 同社の株価は2012年9月以降、35%急落している。投資家やアナリストが、Appleの全盛期は過ぎたのではないかと懸念しているためだ。しかし、Fortuneの説明によると、同社は依然として財務的にも技術的にも強力だと評価されるという。

 Appleはこのところ、株価急落と「Maps」機能の大々的に報じられた失敗で苦労してきた。しかし、同社は今でも財務的に巨大な力を持っており、直近の四半期には130億ドルの純利益を計上し、同四半期における世界一の高収益企業となった。同社は熱狂的な顧客ベースを有し、依然として価格競争を拒んでいる。これにより、象徴的な製品である「iPhone」や「iPad」は今でも、高級なデバイスとして広く捉えられている。競争は過酷かもしれないが、これまでのところ同社はこれに巻き込まれずに済んでいる。2012年第4四半期、「iPhone 5」はスマートフォン販売台数で世界一となり、「iPhone 4S」がこれに続いて2位となった。

 これに関連して、Fortuneは「It's lonely at the top for Apple」と題するAppleについての記事を書いている。この中でエディターアットラージのAdam Lashinsky氏は、株価とポストSteve Jobs氏の経営について不安があることを認めている。しかし、Appleは、人々が同社に奇跡を期待するというところに達している、とLashinsky氏は記している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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