米連邦地裁、対アップル特許侵害訴訟でVirnetX有利の判断を支持

Zack Whittaker (ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 長谷睦 (ガリレオ)2013年02月28日 12時41分
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 知的財産およびパテントホールディング企業のVirnetXが同社保有のネットワーク関連特許をAppleがビデオチャットサービス「FaceTime」で侵害したとして訴えた件で、2012年にテキサス州米連邦地方裁判所の陪審はこの主張を認め、Appleに対しVirnetXに3億6820万ドル以上を支払うよう命じていた。このほど、米連邦地裁は、陪審が下したこの判断を支持した。

 一方、Seeking Alphaが最初に報じたように、Appleは訴訟が決着するまでVirnetXに1日あたり33万ドル以上を支払わなければならず、両社は和解に達するよう迫られている。

 大手技術系企業を特許侵害で提訴することで知られるVirnetXは、2つの機器間でセキュアな接続を確立するためのネットワーク関連特許4件をAppleが侵害したと主張している。

 「特許使用料」に関して両社が調停で和解するには、VirnetXの特許を今後も使用する場合にAppleが具体的にいくら支払う必要があるのか、徹底的に協議する必要があるだろう。合意できなければ、新たな判決によって賠償額がさらに膨らむ可能性がある。

 当初の陪審による判断では、Appleの「iPhone 5」「iPad mini」、第4世代「iPad」、第5世代「iPod touch」、および最新型の「Mac」コンピュータすべてが特許を侵害しているとされた。

 AppleがFaceTimeをエンドカスタマーに提供できなくなる可能性は低いが、本訴訟により賠償額が上乗せされないよう、できるだけ早期に両社間で和解条件を決定する必要がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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