とはいうものの、このキーボードドックは、これまで経験したWindows 8タブレットのタイピングの感触と比べると筆者の好みであり(あまりこれを使うことはないだろうが)、デジタイザスタイラスがタブレットの左側の目立たないスロットに賢く収納できるのも気に入っている。Surface Pro以降では、使い勝手全般を考えると、おそらくこれは筆者が2番目に気に入っているWindows 8タブレットだと言えるだろう。
タブレット単体としては、薄型で軽量なThinkPad Tablet 2は、同クラスのDell Latitude 10やその他の10インチAtomタブレットよりもやや軽く見える基本的なデザインを持っている。角は丸くなっているが、その半径は小さく、丸みを帯びた左側面(スタイラスが収納される)は、他の角張った側面と対照的なものになっている。これがこのマシンの特徴だろうが、他と比べて大きく違うとは言えない。数フィート離れたところから見れば、最初は他のタブレットとの違いが分からないかもしれない。
ただし、このタブレットをLenovoのキーボードドック(小さな板にLenovo品質のキーボードを詰め込んだ119ドルの周辺機器)に接続すると、デザインは一体となり、これまで筆者がWindows 8タブレットで見てきた中でも、最も見た目がいいタブレットとドックの組み合わせになる。タブレットとはBluetoothで接続されているため、ドックとの接続は物理的なものではない。ドックのフラップを開くと、タブレットの底辺を差し込めるスロットがある。
机やテーブルの上でも安全に使えるように感じられるが、画面の角度は調整できない。これは、ハイブリッド型デバイスの多くに共通に見られる問題だ。率直に言って、このキーボードドックは素晴らしいもので、絶対に手に入れるべき周辺機器だが、それによってThinkPad Tablet 2の導入価格が上昇してしまうという、不幸な効果を生んでいる。
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