Googleは米国時間2月13日、特許を侵害されたことを理由に、米国と英国でBritish Telecom(BT)を訴えたことを明かした。今から1年以上前、BTはGoogleに知的財産を侵害されたと主張していた。
米CNETは米国の訴訟を精査した。同訴訟は、ネットワーク内でのファイル転送に関連するGoogle特許4件をBTが侵害したと主張している。米国の訴訟で争点となっているこれらの特許は、GoogleがIBMや富士通などの企業から買収したものだ。
BTは2011年12月、Googleを相手に訴訟を起こしたが、今回の訴訟はそれに続くものだ。BTの訴訟は、ナビゲーションと通信、および情報ストレージに関連する同社の米国特許6件をGoogleが侵害したと主張した。
英国の訴訟は、BTに正式な書類がまだ届いていないため、現時点では内容を知ることができない。
Googleは声明の中で、「われわれは常に訴訟を最後の手段と見なしてきた。そして、われわれは訴訟を回避するために精一杯の努力をする。しかし、BTはGoogleとわれわれの顧客に対し、複数のメリットのない特許権の主張を持ち出した。そしてそれらは、武装したパテントトロールでもある。われわれはこれらの行為に直面したとき、自分たちの身を守るために対策を講じる」と述べた。
BTは、Googleが起こした同訴訟について、係争中の訴訟に関しては話をしないとしてコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス