「Android」の予測アラートシステム「Google Now」の通知機能を「Google Chrome」ブラウザに組み込もうとするGoogleの取り組みが、実現に近づいている。
開発者たちは米国時間1月30日、「Google Now通知機能の初期実装」を含めたパッチをコミットした。
パッチのコードに書かれたコメントによると、「Google NowのイベントページがサーバからGoogle Nowのカードを取得し、それらをChromeの通知情報として表示する。このサービスはGoogle Nowのカードの定期更新を行う」という。
Google NowをChromeに組み込もうというGoogleの取り組みは、2012年12月に明らかになった。AndroidはGoogleの最も注目されているOSプロジェクトだが、Google Nowを利用すれば、パーソナライズされたサービスに人々をリンクさせる重要な機能で「Google Chrome OS」が後れを取らないようにすることができる。
この機能ではコンピュータの位置情報を取得し、その情報に基づいてGoogleのサーバにリクエストを送信し、返される通知「カード」を表示する。これによって、天気予報、今後の約束や旅行の予定、近くのレストランなど、GoogleがGoogle Now技術に追加しているあらゆる情報について、パーソナライズされたアラートを表示するAndroidの機能をChromeおよびChrome OSで利用できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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