ASUSからスマートフォンとタブレットを1台で実現する「PadFone 2」が登場した。スマートフォン本体をPadFone 2 Stationに装着し合体させることで、画面サイズをスマートフォンの4.7型から10.1型へ拡大、タブレットとして利用できるという組み合わせだ。スマートフォンとタブレットを別々に持つ場合とくらべ、アプリや設定を別々に管理する必要がなく、一体として使える。
持ち出すときはスマートフォン本体のみとし、本格的にウェブブラウズをする場合はPadFone 2 Sationとに合体すれば大画面のタブレットに早変わり。しかも、装着してもアプリによっては操作中の状態が引き継がれるため、アプリを利用したまま脱着を行っても、そのまま作業が継続できる。
別々のスマートフォンとタブレットでも、クラウドサービスを使いこなすことでデータや設定の同期はできるが、PadFone 2のように中心部分が1台だけとなれば、データや設定の同期を考えることすら必要ない。
また、一般的にタブレットは通話機能を持っていないが、PadFone 2はスマートフォンがベースなので通話機能をサポート、PadFone 2 Stationと合体してタブレットとして使っているときでも、スピーカーホンとして電話の着信ができ会話することが可能だ。
ただし、合体の方法はシンプルすぎてもう少しギミックが欲しい。単純にスライドさせてはめ込む方式で、本体は摩擦でPadFone 2 Stationに収まってるだけ。合体させるときは特に問題はないが、本体に指をかける部分がないため、取り外す際に本体とPadFone 2 Stationを挟むように力を入れる必要がある。かっこうの良いイジェクトボタンを用意するなど、もう少しスマートに着脱できる方法を用意してほしかった。
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