Googleに寄せられるユーザー情報の開示要請件数は、特に米国で着実に増加している。2012年7月から12月の間に、米国からの要請件数は再び世界を上回るペースで増加した。
2012年後半にGoogleに寄せられた情報開示要請は8438件で、2012年前半から6%増加した。世界全体の情報開示要請は2万1389件で、同年前半から2%増となっている。情報開示の対象に含まれるアカウントの数は米国内で9%、世界全体で3%とそれぞれ減少したにもかかわらず、要請件数は増加した。
2012年後半に要請件数が多かった国は以下のとおり。
今回の報告から、Googleは各国政府がこうした要請に利用する法的な手続きを分類するようになった。同報告書が対象とする期間において、Googleに寄せられた要請の68%が召喚状、22%が米電気通信プライバシー法(Electronic Communications Privacy Act:ECPA)に準じて発行された捜索令状、10%が裁判所命令などのその他の手続きを通したものだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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