グーグルの「Nexus 10」レビュー--「Android 4.2」搭載フルサイズタブレット(後編) - (page 2)

Eric Franklin CNET News staff  翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年12月28日 07時30分

 しかし、画面描画の最適化が図られたゲームの場合、明らかにNexus 10の方がよりシャープに表示された。このレビューを執筆する少し前に、「N.O.V.A. 3」のNexus 10向けアップデートがリリースされた。その見た目はiPad版のものよりもずっとシャープで圧倒されるものがあった。

 「Google Play」ストアには、このレビューを執筆している時点ではNexus 10の高解像度画面の利点を生かしているアプリはほとんど無かったものの、それでも多くのアプリは最高レベルのiPadアプリ並みのクリアさとシャープさを実現できている。

提供:Josh Miller/CNET
提供:Josh Miller/CNET

 iPadがNexus 10に打ち勝つ点は、黒レベルとコントラスト、色再現性の高さだろう。Nexus 10の黒は深みが足りず、白も明るさが足りず、色調も完璧とは言い難い。この点に関しては、早々に改善されるだろうと考えている。

パフォーマンス

 Nexus 10は、筆者が今まで使ったなかでもっとも高速に動作するAndroidタブレットである。第3世代の(そしておそらくは第4世代の)iPadのように常にきびきびと動作するわけではないものの、メニュー操作やアプリの起動/切り替えは、他のAndroidタブレットのいずれよりも高速であり、この速度で大量のピクセルを描画しているという事実は、「Exynos 5 Dual」プロセッサの性能が高いということの証明と言えるだろう。

 ただ、「Nexus 7」で解消されたと思っていたAndroid特有のもたつきが、再び発生する場合もあった。また、アプリは思っていた以上にフリーズし、OSが突然再起動することも何度かあった。

提供:Josh Miller/CNET
提供:Josh Miller/CNET

 画面の応答速度は、極限にまでチューンアップされている。ページスクロールは指のスワイプに追随し、タップが取りこぼされることもまずない。また、このタブレットを机の上に置いた場合、筆者が使った経験のあるどのタブレット(iPadを含む)よりも正確に入力できた。念のために書いておくと、iPadにおけるキーボード入力も極めて正確に行える。ただ、Nexus 10の画面はより横長となっている分、余裕を持って手を置けるというわけだ。

 バッテリ持続時間がどの程度になるのかを感じてもらうため、Nexus 10と第3世代のiPadの画面輝度を最大にし、「Riptide GP」を20分ほどプレイするという大ざっぱなテストを行ってみた。iPadのバッテリ残量は20%から11%となり、Nexus 10は98%から88%となった。なお、CNET Labsがバッテリ持続時間を公式にテストした結果はこのページで閲覧できる。

動画再生時のバッテリ持続時間(時間)
Google Nexus 10 8.4

提供:Josh Miller/CNET
提供:Josh Miller/CNET

 このタブレットの充電には、同梱のMicro USBケーブルと電源アダプタを使用する。画面をスリープさせていると、充電は問題なく行われる(とは言うものの、「とても」長い時間がかかる)が、充電中にRiptide GPのようなゲームをプレイすると、バッテリは放電されていってしまう。そして、このタブレットの充電中に、輝度を最大にして高精細度(HD)映画を鑑賞すると、バッテリは充電されないものの、放電されていくこともなかった。

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