Nintendo Land:米国ではDeluxe Setにバンドルされてくるこのゲームは、Wii U版の「Wii Sports」になってほしいと任天堂が考えているものだ。Nintendo Landは、Wii SportsがWii(そしてゲーム一般)にもたらしたほどの効果をWii Uにもたらさないかもしれないが、製品と同時に入手すべきタイトルの1つであることに間違いはない。このディスクには、Wii Uを使い始めたユーザーが同製品の使い方を楽しく学べるようなミニゲームが数多く収録されている。
またNintendo Landは、家族や友人とリビングルームで何時間にもわたってワイワイできるエンターテインメントを提供する、必携のパーティーゲームともなっている。ゲームは注意深くデザインされており、簡単に遊び方を覚えてプレイできるようになっている。
New スーパーマリオブラザーズ U:このゲームが2次元プラットフォーム版の単なる焼き直しだと思ってはいけない。HD画像のマリオは驚くほど美しく、テレビを用いずコンソールのみでプレイすることの素晴らしさを味わえる優れた例ともなっている。またこのゲームには、これまでのマリオシリーズのように、さまざまなゲームプレイモードが用意されているため、何度も楽しめるお得感がある。
さらに、同時に5人までのプレーヤーがゲームに参加でき、GamePadを操作しているユーザーは隠しワールドに入ったり、障害物を避けるたりするための踏み台として使えるブロックを置くことができる。これは今までのマリオのゲームのうちで最も高価なものかもしれないが、やってみる価値は十分にあると言えるだろう。
バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション:これは、2011年のゲームオブザイヤーに輝いたゲームにWii Uならではの特徴を盛り込んだものであり、さまざまな要素が詰めこまれている。もしも、この素晴らしいゲームで遊んだことがなかったのであれば(今までどうしてたんだい?)、試してみる絶好の機会がやって来たと言えるだろう。ただこのアーマード・エディションは、スムーズさやグラフィックスの点でXbox 360版やPS3版のものと肩を並べるには至っていない。また、カットシーンの再生時にはちょっとしたいらだちを感じてしまう。
筆者のお気に入りは、GamePadを使ってバットラング(訳注:バットマンの使用するブーメラン状の武器)を操作できるところである。また、タッチスクリーンを用いて装備を簡単に選択できるのも嬉しい。この6年間で新たなコンソールを購入していないのであれば、Wii Uは買いと言えるだろう。
ZombiU:UbisoftのZombiUは良質の恐怖とアクションを満載しており、GamePadでマップを表示させるという手法が、画面の一時停止によるマップ表示よりもずっと便利だということを実感させてくれる。
しかし、筆者がゾンビの攻撃で強度のパニック状態に陥った際には操作の複雑さに圧倒され、悲惨なことになってしまった。なお、一時停止機能は用意されていないため、持っている装備をチェックするのであれば、危険な場所から離れた後に行うのがよいだろう。
期待の持てるMレーティングのゲームがコンソールの発売にあわせて市場に投入されるのは素晴らしいことだ。ゾンビホラーのファンも、コンソール発売初日から楽しめるのだから。
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