任天堂のハードウェアが先週100万台以上を売り上げたことが、米CNETの取材で明らかになった。
Nintendo of Americaの社長Reggie Fils-Aime氏は米国時間11月26日、米CNETの電話取材に対して、先週1週間において米国でのハードウェア販売総数が120万台を突破したことが自社データによって判明したと述べた。これらのハードウェアには「Wii U」「Wii」「ニンテンドー3DS」「ニンテンドーDS」が含まれる。
Fils-Aime氏によると、先週販売された据え置き型ゲーム機は70万台以上にのぼったという。うちWii Uが40万台を売り上げ、Wiiを上回った。2006年の発売から時間が経っているWiiも先週の販売台数は30万台に達している。
携帯ゲーム機では、3DSが25万台、DSが27万5000台と計50万台以上を販売した。DSが3DSよりも売れたのは、ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)向けに小売業者が「相当な」販売条件を提示したからだとFils-Aime氏は説明した。
それでも、3DSは発売から21カ月間に600万台以上を売り上げるという「記録的なペースが続いている」とFils-Aime氏は述べている。前モデルDSの同期間の販売台数は約100万台少なかった。
しかし、それより大きな話題としては、米国時間11月18日に発売となったWii Uがある。Wii Uの先週の販売台数は、任天堂が店頭に並べられる台数とほぼ同数だったとFils-Aime氏は説明した。
「Wii Uはほぼ売り切れの状態であり、われわれは在庫補充のため引き続き最善を尽くしている。小売業者も製品を店頭に並べられるよう最善を尽くしているが、製品が店頭に並ぶと即座に売り切れる状態だ」とFils-Aime氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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