これらを考慮した結果、Off-TV Playをサポートしているタイトルはほんの一握りになってしまっている。しかし、ゲームの外箱にこの機能の有無を示すマークはないため、どのタイトルがこれをサポートしているかを事前に知るのは難しい。「New スーパーマリオブラザーズ U」がOff-TV Playをサポートしているのは確認したし、「Call of Duty: Black Ops 2」、「アサシン クリードIII」、「DARKSIDERS II」のほか、いくつかのタイトルがこれをサポートすると聞いている。
GamePadのグラフィック体験は、このゲーム機本来の出力である1080pには及ばないが、解像度が落ちているにも関わらず、画面ではかなりシャープに見える。GamePadの画面では、赤色のところでややピクセルが目立って見えはするものの、これは大きな問題ではない。Off-TVでプレイするときは、おそらく周りに迷惑をかけないようにヘッドホンジャックを使いたいと思うだろう。
どれだけの距離でOff-TVを使ってGamePadでプレイできるかは、状況によって異なる。ゲーム機との間で視線が通っている場合、GamePadは25フィート離れた場所でも機能した。間に1枚でも壁を挟んでプレイすると、ブロックノイズが入る場合がある。Wii Uのある部屋の隣にある私の寝室では、壁越しに10フィート離れると信号を維持できなかった。
そのサイズの問題を除けば、GamePadは総じて使って楽しいものだと言えるが、私には多くの可能性が見逃されているように見える。まず、なぜバーチャルコンソールのゲームが利用できないのか?なぜGamePadを家の外へ持ち出して、外出先でプレイできないのか?
私のテストでは、GamePadでのプレイ中、バッテリは3.5時間から4時間で切れるようだった。完全に充電するには約2.5時間かかり、電源コードに直接繋いで充電中にプレイすることもできる。ゲーマーのタイプによっては、3.5時間という数字は、長時間プレイしたいときには十分でないかもしれない。プレイ中にGamePadの赤ランプがつくとかなりがっかりする場合もあるため、常に充電しておくのがいいだろう。
これまでのところ、私はシステムのバグに1つ遭遇した。ゲーム機の電源が切れているときにゲームディスクを取り出そうとすると(便利なことに、ディスクが入っている時には常にLEDが光っている)、ディスクがイジェクトされ、電源が付くが、そこでフリーズしてしまう。この状態から抜け出すには、電源コードを抜くしかない。
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