カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所の陪審なら異を唱えるだろうが、サムスンのモバイル部門責任者はAppleに対し、両社間の特許紛争が決着にはほど遠いことを改めて強調した。
The Korea Timesの記事によると、サムスンでモバイルおよびIT部門の責任者を務めるShin Jong-kyun氏はソウルで報道陣に対し次のように述べたという。「真実は決して嘘をつかない。サムスンが保有する無線関連特許がなければ、クパチーノを拠点とするAppleが携帯端末を作ることは不可能だった。ご存じのように、無線関連特許のポートフォリオについて言えばサムスンは極めて強力だ」
米国際貿易委員会(ITC)は米国時間11月19日、行政法審判官の1人が9月に下したサムスンよりAppleに有利な仮決定を見直す計画を発表したが、Shin氏のコメントはそうした中で発せられたものだ。
8月には、カリフォルニア州北部地区連邦地裁の陪審が10億5000万ドルをAppleに支払うようサムスンに命じている。この訴訟では陪審がAppleに対するサムスンの主張をすべて退け、Appleの圧勝に終わっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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