新たな報道によると、GoogleはAppleの「iOS」端末向けに地図サービスのプレリリース版をテストしているという。
The Wall Street Journal(WSJ)は、Appleの「App Store」への申請に向けてGoogleがソフトウェアに「最後の総仕上げを行っている」と伝えた。
WSJによると、Googleの従業員以外にもテスト用に配布されたというこのソフトウェアは、「Android」版と同様にターンバイターン方式のナビゲーションを備えるという。この機能こそ、両社の交渉で大きな障害の1つになったもので、Appleが独自の地図ソフトウェアを開発することにつながったと伝えられている。
今回の報道の2日前、米国時間11月13日には、NokiaがiOS向けに独自の地図サービス「Here Maps」を開発したと発表した。やはりApple独自の地図アプリと競合することになるHere Mapsは、今後数週間以内にリリースされる予定だ。
米CNETがコメントを求めたところ、Googleは次のように回答した。「Google Mapsは世界で最も包括的で正確な、使いやすい地図だとわれわれは考えている。われわれの目標は、使用している機器、ブラウザ、OSの種類を問わず、Google Mapsを使いたいすべての人に使ってもらえるようにすることだ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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