Microsoftは、米国時間11月13日にリリース予定の月例パッチで、「Windows 8」と「Windows RT」に対して初のセキュリティ修正を施す。
これらのパッチは「リモートでコードが実行される」のを阻止するためのもので、OSのセキュリティホールを塞ぐことによって、リモートユーザーがPC上で悪意のあるコードを実行できないようにする。
この修正は、Windows 8のほか、「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」「Windows Server 2003」「Windows Server 2008」「Windows Server 2012」など、他のほぼすべてのバージョンの「Windows」を対象としている。
この修正には6件のセキュリティパッチが含まれており、深刻度は4件が「緊急」、1件が「重要」、1件が「警告」だ。大半のパッチはWindows向けだが、1つは「Internet Explorer 9」の脆弱性に対応、もう1つはPC向けの「Microsoft Office 2003」「Microsoft Office 2007」「Microsoft Office 2010」、および「Microsoft Office 2008 for Mac」と「Microsoft Office for Mac 2011」の脆弱性を修正する。
Microsoftでは、13日にパッチをリリースした後、この更新プログラムに関するより詳しい情報を公開するとともに、ウェブキャストを配信する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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