Microsoftの共同創設者で会長を務めるBill Gates氏が「Windows 8」に対する初期段階での感想を述べた。当然ながら同氏は、同OSをかなり素晴らしいと考えている。
Gates氏は、MicrosoftのSteve Clayton氏とのビデオインタビューで、同社最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏の発言を繰り返し、Windows 8について、タブレットと従来のPCの「最高の要素」を組み合わせた「非常に重大な製品」であると述べた。
人々はMicrosoftが同社の新製品に秘めた「エネルギーに目をみはる」ことだろうとGates氏は述べ、また、Windows 8は「パーソナルコンピューティングの今後の行方について鍵を握る」と述べた。
「これは、われわれにとって重大な時期である」とGates氏は述べた。
同氏は、自身が「Surface」タブレットをひっきりなしに使用していることを付け加え、同製品を「信じられないほど素晴らしい」とした。
またGates氏は、「Windows」のPC/タブレット版と携帯電話版がゆくゆくは統合されるであろうことを示唆した。
「Windows 8と『Windows Phone 8』の間には確かに共有部分がある」とGates氏は述べた。「今後、そのような部分をますます増やしていく。それはまさに、単一のプラットフォームに向けて進化している」(Gates氏)
Windows 8は、MicrosoftのOSとして初めて、タブレット上で一般的に採用されているタッチ機能などの機能を搭載したバージョンである。PCメーカーらが大々的に宣伝している端末の多くは、いわゆるハイブリッドまたはコンバーチブルと呼ばれるもので、中には画面をキーボードから取り外すことができるものもある。企業らはWindows 8によって、「iPad」といった人気の高いタブレットに対する自社の競争力が強化できると期待している。
Microsoftの共同創設者であるPaul Allen氏も10月に入って、Windows 8に対する自身の見解を述べていた。
Microsoftは今週、同新OSをリリースする予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」