Microsoftは、「Windows 8」の製造工程向けリリース(RTM)をMSDN、TechNet、BizSpark経由、またはボリュームライセンスなどの一部のチャンネルを通じてまだ入手していないユーザーのために、米国時間10月12日からWindows 8アップグレードメディアの事前予約を開始した。
69.99ドルで販売される「Windows 8 Pro」アップグレード版予約者向けパッケージDVD(またはプロダクトキーカード版)の入手に関心を持つユーザーは、Amazon.com、Best Buy、Staples、Office Depot、Microsoft Store、その他の小売業者を通じて発注することができる。また、ZDNetでブログを執筆するEd Bott氏が12日午前に明らかにしたところによると、Neweggでも新たにオンラインショップで事前予約を受け付けているという。
自分自身でPCを構築する、または、「Mac」上でWindows 8をインストールすることを検討しているユーザーは、システムビルダー/OEMライセンスを事前予約することができる。2012年秋に入って筆者がブログで述べたように、システムビルダーライセンスの価格は「Windows 7」のシステムビルダーライセンスとほぼ同じ価格になっている。Bott氏が述べているとおり、システムビルダーライセンスの正確な価格はWindows 8版が99.99ドル、Windows 8 Pro版が139.99ドルとなっている。
予想されたとおり、「フルパッケージ」版のWindows 8製品は小売販売されない。同等の製品を入手したい場合は、システムビルダー/OEMライセンスの購入が必要になる。
Microsoftが以前発表していた39.99ドルのWindows 8アップグレード(DVDメディアは含まれない)の利用を考えている現行のWindowsユーザーが、Windows.com経由でオンラインアップグレードを行うには、依然として26日まで待つ必要がある。この経路を利用するユーザーは、「Windows 8 Upgrade Assistant」を利用してWindows 8 Proを入手することができる。既にWindows 8をテストしているユーザーの多くは、39.99ドルでのアップグレード資格を有している。
また、2012年6月2日以降に「Windows 7」PCを購入し、かつ14.99ドルでWindows 8 Proへのアップグレードを希望するユーザーも、アップグレードオファーを利用するには10月26日まで待たなければならない。
12日付けで事前予約が利用できるようになったのはWindows 8ソフトウエアだけではない。Acer、ASUS、Dell、Hewlett-Packard(HP)、サムスン、ソニーといったWindows OEM数社も、各社のPCおよびタブレット製品の事前予約受付を開始した。
Microsoftは、「Surface RT」ベースのタブレット/PCの価格や事前予約開始日について、まだ明らかにしていない。これらの製品は、Microsoft直営店のほか、一部のMicrosoftオンラインショップで26日に発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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