“知ったかぶり”したい人のための電子書籍入門--(1)導入編 - (page 3)

メリットその3:読みたいと思ったら即入手できる

 思い立ったらすぐにダウンロードして読めるのは、電子書籍ならではのメリットだ。紙の本だと買うためにわざわざ本屋に足を運ばなくてはならず、また品切れの可能性もある。通販を利用すれば本屋に足を運ばなくても済むが、配達までに2日前後、お急ぎ便などを使っても最短で半日はかかる。

 電子書籍であれば、電子書籍ストアに直接アクセスして本を購入し、ダウンロードが完了すればすぐに読むことができる。短ければ1分以内、長くても数分で本を読み始められるので、本が自宅に届くまでの間が長すぎて手にしたときにはすっかり読む意欲を失ってしまうといった、紙の書籍について回る欠点もない。

 これに関連したところで、雑誌などの定期配信もメリットだろう。月刊誌や週刊誌などを発売日に届けてくれるので、買い忘れをなくすことができる。普及はまだまだこれからといった段階だが、拡充が著しく今後に期待が持てる。

  • 国内の電子書籍ストアの例。左上から時計回りに、富士通の「BooksV」、トゥ・ディファクトの「honto」、紀伊國屋書店の「紀伊國屋書店BookWeb」、ブックウォーカーの「BOOK☆WALKER」

  • シャープが運営する「GALAPAGOS STORE」では新聞や雑誌のほか、メールマガジンの定期配信にも対応している

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