ソーシャルゲーム企業Zyngaは2012年の業績見通しを下方修正するとともに、3月のソーシャルゲーム開発会社OMGPOPの買収で支払ったと報じられた2億ドルの半分近くを償却することを明らかにした。これは、Zyngaが直面している苦境を示す新たな兆候だ。
Zyngaは、2012年のブッキング(まだ売り上げにつながっているとは限らない販売契約)が事前の予測を約8%下回る見込みだと述べた。さらに、利益の非標準的算出方法(同社はこれを「調整済み」EBITDAと呼んでいる)も予測を約28%下回る可能性が高いと述べている。
Zyngaは、第3四半期(9月30日締め)の売り上げを3億~3億500万ドル、純損失を9000万~1億500万ドルと予測していると述べた。また、OMGPOPの買収に関連して8500万~9500万ドルを償却する予定だという。
「The Ville」などZyngaのゲームのいくつかは、同社が期待したほどヒットしていない。一部のゲームの発売も延期せざるを得なくなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス