Zyngaは米国時間3月21日、ニューヨークを拠点とするソーシャルゲーム開発会社OMGPOPの買収を発表した。OMGPOPは、人気の高いモバイルゲーム「Draw Something」の開発元で、それ以外に35以上ものソーシャルゲームを開発している。
Zyngaは買収条件を明らかにしなかった。AllThingsDのPeter Kafka氏は、Zyngaが1億8000万ドルに加えて、従業員流出防止のために3000万ドルを支払ったと報じている。
OMGPOPはかなり以前から存在する企業だが、Zyngaが同社に関心を抱いたのは、同社のゲームDraw SomethingがApp Storeにおいて大ヒットとなった後のことのようである。Draw SomethingはApp Storeにおいてわずか99セントで提供されており、提供開始後の5週間でダウンロード件数が2000万回を超えている。
Zynga傘下となるOMGPOPは、新たなモバイルIPの構築と、同社が既に持つ楽しくクリエイティブなソーシャルゲームポートフォリオの強化に専念する予定である。
OMGPOPは本社をニューヨークに残したまま、Zyngaの最高モバイル責任者を務めるDavid Ko氏の直属となる予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス