ゾンビや吸血鬼など不気味なものを検索している頻度でウェストバージニア州が米国の先頭を切っていることを知っていた人はどのくらいいるだろうか?あるいは「red hot chili peppers」というキーワードへの関心が、欧州で同じ名前のバンドがツアーを行った2012年夏、それぞれの地域で変動したことを知っていた人は?
これらは、「Google Trends」と「Google Insights for Search」の機能を統合した新しいサービスで収集できるようになるとGoogleが述べているデータ解析結果の2つの例だ。
データ解析が簡単になるとGoogleが説明している今回の変更では、折れ線グラフと地図表示が刷新され、ユーザーはモバイル端末でもページを読み込めるようになった。スクロールせずに検索結果を表示することも可能だ。
Google Trendsのデータを使うと、インフルエンザの流行状況など公衆衛生に関する動向、経済の最新予測、検索動向の予測可能性に関する研究など、世界のトレンドについて理解を深めることができる。こうしたデータはさまざまな研究分野で多くの科学論文に使われてきた。
Googleはまた、これまで米国を対象としていた同社の「Hot Searches」(急上昇ワード)リストを、インド、日本、シンガポールに拡大することも明らかにした。新しくなったGoogle Trendsは、ここをクリックすれば実際に試して詳細を確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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