プロレスラーのHulk Hogan氏に似た男性は、旧機種より重くなったと回答。
ほとんどの人は、薄く軽量になったと語った。
中には、現在持っている「iPhone 4S」よりはるかに良いとした人も。
これらは、米国の人気司会者Jimmy Kimmel氏が先週ロサンゼルスの街角で、「iPhone 5」だとする製品を通行人に見せて感想を聞いた際の反応のごく一部だ。
何が面白いのかと言うと、人々が見せられていたのは実はiPhone 4Sだったのだ。
人々は新しい物をあまりにも切実に求めるばかりに、従来の物を見せられていることにすら気付かない。
米国時間9月12日のiPhone 5発表で、一部の人は新製品が旧製品とそれほど大きく違わないことに落胆した。
Appleの回答としては、人々は気に入っている製品に対しては変化を望んでいないというのが自然なところだろう。人々は、変わってほしいと口で言っているだけだ。
不意にカメラに捉えられたこれらの人々が、おそらくこの点を証明している。あまりにも熱狂的にAppleテイストに支配され、パブロフの犬よりも暗示にかかりやすくなっている。
しかし、筆者は個人的に、このインタビューの結果の別の側面に注目している。
これはロサンゼルス市民への取材でもあったわけだ。
おそらく、今回のインタビューが衣料品店「Zara」の前で行われたのは象徴的だ。Zaraは流行を素早くかき集め、水曜日に数時間で売り尽くし、そして金曜日までに新しい流行をトラックが運んで来るのを待つようなブランドだ。
少なくともAppleは時間を掛けてやっている。それができるのは、競合他社が追随できていないから。実に面白い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?