エボラウイルス感染者から携帯電話を盗んだ男、自らも感染か

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年09月03日 09時04分

 人々の感情に対して挑戦を突きつけてくるような出来事があると、どの感情が勝っているのかを判断しかねてしまう。

 たとえば、ある男が残酷な報いを受けた今回の出来事に対し、人はどのように反応するのか。

 携帯電話を盗む必要に駆られていたとされる男が、ウガンダのカガディで病院に侵入した。

 筆者はGawkerの記事を通じて、比類なき意外な展開を伝えるウガンダのメディアDaily Monitorの記事にたどり着いた。

 携帯電話を盗んだとされる40歳の男は、深夜にカガディ病院のセキュリティをくぐり抜け、エボラウイルスに感染して闘病中の患者から携帯電話を盗んだ。そう、そこは隔離病棟だったのだ。

 その患者(その後死亡したと伝えられている)は警察に通報し、携帯電話は追跡された。

 ここから事態は意外な展開を迎える。盗んだ男はエボラウイルスへの感染が疑われる症状を感じ始め、病院に戻ったというのだ。男が必要としていたのは、今度は携帯電話ではなく治療だった。

 おそらく病で心が折れたのだろう。男は携帯電話を盗んだことを白状したという。携帯電話の価値は24ドル程度だった。

 病院はDaily Monitorに対し、男が本当に感染したかどうかについては検査結果を待っているところだと語った。

 エボラウイルスは、出血、発疹、中枢神経の障害などの症状をともない、ウガンダで既に16人の死者が出ている。

 この話に対してどう感じるかは、自身の道徳心に問うてほしい。


男が携帯電話を盗みに入ったとされるカガディ病院
提供:Associated Press/YouTube Screenshot: Chris Matyszczyk/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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