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グーグルとアップルの両CEO、特許問題をめぐり話し合いか

Charles Cooper Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年08月31日 07時56分
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 Googleは、サムスンに先週起きた出来事を見てヒントを得たのかもしれない。AppleとGoogleの両最高経営責任者(CEO)が少なくとも1回、両社間の知的財産と特許をめぐる多数の論争を解決するために話し合いの機会を持ったことを米CNETは確認した。

 本件に詳しいある人物によると、AppleのCEOであるTim Cook氏とGoogleのCEOであるLarry Page氏は、サムスンとAppleの裁判に対する先週の評決が下される前に会談し、また、数週間以内に会談する予定だという。

 両CEO間の会談について最初に報じたのはReutersだった。

 またReutersは、両社はそれよりも下層のレベルでも会談しているとも報じている。Googleはコメントを避けた。米CNETはAppleにコメントを求めたが回答は得られていない。

 しかし、どちらの方向に風が吹いているかは気象予報士に聞くまでもない。重大な知的財産権侵害訴訟で先週、サムスンに対する全面的な勝利を得たAppleは、同社の法的主張をGoogleの「Android」OSを採用する他のコンピュータメーカーらに対して後押しするさらなる根拠を得たことになる。

 米国時間8月24日午後にサムスンに対する評決が下されたとき、Googleは直ちに、対象となっている特許のほとんどは「Android OSの中核部とは関係ない」と宣言し、この訴訟と自社との間に距離を置こうとした。

 サムスンの全面的な敗北となる評決が下されたことから、GoogleはAppleに提訴される可能性がほんの1週間前よりも高まったと考えているかもしれない。

 知的財産と特許の法律に関するブログを執筆して多数の読者を抱える弁理士のFlorian Mueller氏は、「理論的には、AndroidがAppleに与えたとされるすべての損害の責任がGoogleにあると主張することができるが、言い分としては判事や、特に陪審員に理解してもらうにはかなり難しい」と指摘した。「また、直接的でなく間接的にのみ競合する相手に対して、差し止め命令を勝ち取るのもより困難である」(Mueller氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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