Twitter、「インタレストターゲティング」を広告主向けに提供--広告提供対象を拡大

David Hamilton (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年08月31日 08時24分

 Twitterは米国時間8月30日、広告主向けに「インタレストターゲティング」の提供開始を発表した。これによって広告主は、有料ツイートをこれまでよりも幅広いユーザーに提示することができるようになる。ブランドはこれまで、自社のフォロワーと、Twitterがそれらのフォロワーと「類似している」と判断したその他のユーザーのストリームにしか「Promoted Tweet」を挿入できなかった。

 ただしTwitterは今回、広告主らに350もの「インタレストカテゴリ」を提供する予定だ。その最上層セクションは、家庭と園芸、スポーツ、投資、ペット、政治といったカテゴリに分類されている。Twitter自体が、「インタレストグラフ」によってユーザーがどのカテゴリに適合するかを判断する。インタレストグラフとは、ユーザーのコネクションと関係を表すTwitter独自のチャートである。

 広告主は、少なくとも間接的には、個々のアカウントに合わせてキャンペーンをカスタマイズすることもできる。基本的には、広告主は特定の@ユーザー名を指定することができ、Twitterはその広告主のツイートを、@ユーザー名のフォロワーと類似した関心を持つすべてのユーザーに提供する。これは厳密には、個々の@ユーザー名のフォロワーをターゲットにしていることにはならないが、それらのフォロワーのすべてではなくともほとんどがキャンペーンのターゲットに含まれると考えることができる。

 またTwitterは、広告料金を低くする予定だとも述べた。同社は広告をオークションで販売しており、「エンゲージメント」のための最低入札価格をこれまでは50セントに設定していた。Twitterは今回、この価格を1セントに引き下げた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]