画面の大きい端末は、耳に当てて通話するには不便かもしれないが、映画を観たりゲームをしたりするには適している。おそらくそれが、大型5.8インチディスプレイを採用した新端末「Galaxy Player 5.8」をサムスンが発表した理由だろう。
Galaxy Playerシリーズにはもっと画面の小さいバージョン、例えば800×480ピクセルで価格200ドルの「Galaxy Player 5.0」はあるが、今回の5.8インチ版は960×540ピクセルの高解像度でアスペクト比は16対9となる。
今回の発表は、ベルリンで開催される「IFA」エレクトロニクスショーを目前に控えてのタイミングとなった。サムスンは同地で現地時間8月30日に記者会見を予定している。5.8インチモデルの価格や発売日は現時点で明らかになっていない。
「Android」デバイスの購入を考えているなら、同じ200ドルで、もう一回り大きく携帯性には劣るが、解像度1280×800ピクセルで評価の高いGoogleの「Nexus 7」タブレットが買えることにも注目したい。ただし、Nexus 7のメモリは8Gバイトもしくは16Gバイトなのに対し、Galaxy Player 5.8は16Gバイトもしくは32Gバイトとなる。
Galaxy Player 5.8のその他の仕様としては、OSが「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)で、2500mAhバッテリ、microSDカード、802.11b/g/nの無線LAN、GPS対応、前面ビデオカメラを備えるほか、レクチャーなどのマルチメディア教材が利用できる教育ポータルが搭載される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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