Google傘下の動画サイトYouTubeは、サイト上のクリップを携帯端末で視聴するユーザーがデスクトップPCやノートPCで視聴する場合と同様の方法で、ビデオ広告を5秒後にスキップできる機能を提供開始する。
YouTubeは米国時間8月22日付けのブログ投稿で、PC向けに2010年12月に提供された「TrueView」広告をスマートフォンやタブレット向けに提供開始すると述べた。
TrueViewでは、ユーザーが広告を最後まで視聴した場合のみ広告主に課金される。YouTubeは2011年末、デスクトップPCやノートPCでの視聴者の15~45%が広告を最後まで再生すると述べた。さらにYouTubeはTrueViewについて、同サイトにおいて広告主らの間で最も急速に採用が増加しているフォーマットの1つになっており、ストリーム内広告全体の50%がスキップ可能であると述べている。
AllThingsDによると、現時点では広告がスキップ可能なのは「Android」端末のみであるという。「iPhone」のYouTubeアプリケーションは一切の広告を排除しているためである。しかし、同アプリケーションを「iOS」に搭載するAppleのライセンスは有効期限が迫っており、Googleは、Apple製端末向けに独自のYouTubeアプリケーションを開発して、より多くの広告を販売できるようにするだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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