Microsoftは米国時間8月15日、MSDNおよびTechNetの加入者向けにWindows 8のRTM版を配布開始した。また「Windows 8」を早く試してみたいというそのほかの人には、90日間の評価版「Windows 8 evaluation for developers」がMSDN Evaluation Centerから提供されている。同社によると、「Windows 8アプリケーションを構築する開発者と、自社組織を代表して『Windows 8 Enterprise』を試用したいと考えるIT専門家向け」であるという。
提供:Screenshot by Seth Rosenblatt/CNET
同社は「Windows 8 evaluation for developers」に対し、技術サポートを一切提供しない。MSDNの投稿から引用した「Windows 8 evaluation for developers」の詳細情報を以下に示す。
使用前の注意事項
- 評価版には有効期限があり、アップグレードはできない。
- アップグレードするには、評価版をアンインストールし、「Windows」の正式版を元のインストールメディアから再インストールする必要がある。
- 評価版は仮想環境で実行するか、別個のハードドライブまたはパーティションにインストールすることを推奨する。そうすれば、現在インストールされているWindowsをWindows 8にアップグレードすることができる。
- 登録(必須)時には、Microsoftのアカウントでログインし、名前、メールアドレス、国を入力する必要がある。
- インストール後10日以内に、製品をオンラインでアクティベートする必要がある。
- 評価版を一旦インストールすると、アップグレードはできなくなる。Windowsの以前のバージョンに戻すには、元のインストールメディアからのクリーンインストールを実行する必要がある。
アクティベーションと使用に関するガイドライン
- 評価版をインストールする前と90日後の有効期限日前に、ファイルや設定をバックアップすること。
- 評価版をインストールしたら、10日以内にアクティベートすること。アクティベートを促すメッセージが表示される。このソフトウェアに関してはプロダクトキーは必要ない。
- 評価版を使用するには、2013年8月15日までにアクティベートを完了する必要がある。
- アクティベーション後、このソフトウェアは最大90日間使用できる。有効期限までの日数はWindowsデスクトップの右下隅の「ウォーターマーク」で確認できる。
- 10日以内にアクティベートしなかった場合や、評価版の有効期限が切れた場合には、デスクトップの背景が黒色になり、システムが正式版ではないことを示すデスクトップ通知が常に表示されるようになる。PCは未保存データを保存することなく1時間ごとにシャットダウンするようになる。
- 評価期間を終えたら、テストコンピュータ上のOSを入れ換え、すべてのプログラムとデータを再インストールする必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。