グーグル「Handwrite」、手書き文字によるモバイル検索を可能に

Eric Mack (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年07月27日 11時44分

 Googleが「Handwrite」を提供し、少なくとも2010年までにほとんどの人が使わなくなった小学生時代のスキル(つまり、手書き)を復活させている。

 モバイルデバイスでGoogleウェブサービスを利用した検索時に、検索したい語句の文字をタッチスクリーンの任意の場所で手書きできるようになった。

 この機能をオンにするには、モバイルブラウザでGoogle.comにアクセスし、設定でHandwriteオプションを有効にする必要がある。Handwriteアイコンが画面の右下隅に表示されるので、そのアイコンをタップすると手書き機能がオンになる。文字を手書きすると、その手書き文字が検索バーに表示され、標準の文字に変換される。その後、オートサジェスト機能に引き継がれ、デバイスを手持つ以外に何もしなくても検索結果が表示される。

手書き文字は、検索ボックスに表示され、タイプされた文字に変換される。
手書き文字は、検索ボックスに表示され、タイプされた文字に変換される。
提供:Eric Mack/CNET

 Handwriteはキーボードを置き換えるものではなく、ユーザーは双方を簡単に切り替えられる。これは筆者にとって都合がよい。というのも、Googleは筆者が走り書きした「a」を判読できないようだからだ。親切なことにGoogleは使いやすくするためのヒントを用意している。たとえば、数字の「1」は印刷物で見るような形に書くとか、ゼロに斜線を引いて文字の「O」と区別するなどだ。

 Googleの説明によると、現時点でHandwriteが最も良く機能するのは「Android」デバイス上の「Chrome」だが、「iOS 5」以降を搭載したデバイスや「Android 2.3」以降のスマートフォン、少なくとも「Android 4.0」を搭載したタブレットでも機能するという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]