Googleが「Handwrite」を提供し、少なくとも2010年までにほとんどの人が使わなくなった小学生時代のスキル(つまり、手書き)を復活させている。
モバイルデバイスでGoogleウェブサービスを利用した検索時に、検索したい語句の文字をタッチスクリーンの任意の場所で手書きできるようになった。
この機能をオンにするには、モバイルブラウザでGoogle.comにアクセスし、設定でHandwriteオプションを有効にする必要がある。Handwriteアイコンが画面の右下隅に表示されるので、そのアイコンをタップすると手書き機能がオンになる。文字を手書きすると、その手書き文字が検索バーに表示され、標準の文字に変換される。その後、オートサジェスト機能に引き継がれ、デバイスを手持つ以外に何もしなくても検索結果が表示される。
Handwriteはキーボードを置き換えるものではなく、ユーザーは双方を簡単に切り替えられる。これは筆者にとって都合がよい。というのも、Googleは筆者が走り書きした「a」を判読できないようだからだ。親切なことにGoogleは使いやすくするためのヒントを用意している。たとえば、数字の「1」は印刷物で見るような形に書くとか、ゼロに斜線を引いて文字の「O」と区別するなどだ。
Googleの説明によると、現時点でHandwriteが最も良く機能するのは「Android」デバイス上の「Chrome」だが、「iOS 5」以降を搭載したデバイスや「Android 2.3」以降のスマートフォン、少なくとも「Android 4.0」を搭載したタブレットでも機能するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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