Amazonが第2四半期(6月30日締め)決算を発表した。売上高は前年同期比29%増の128億3000万ドル、利益は700万ドル(1株当たり利益は1セント)だった。
ウォール街は、売上高が128億8000万ドル、1株当たり利益が2セントと予測していた。Amazonの売り上げは明らかに期待外れだったが、第2四半期の利益はもっと議論の余地がある。Amazonは、第2四半期の利益には同社が先頃買収したKiva Systemsの統合に関連する6500万ドルの損失が含まれる、と述べた。
それらの統合コストを差し引くと、Amazonの利益は7200万ドルになる。これは、アナリスト予測の純利益2080万ドルを上回る。
しかし、第3四半期の見通しはAmazonにとって明らかに的外れだった。同社は第3四半期の営業損失を5000万~3億5000万ドルの範囲と予測した。ウォール街は1億6400万ドルの営業利益を予測していた。
さらに、Amazonは第3四半期の売上高について、129億ドル~143億ドルになると述べた。ウォール街は140億9000万ドルと予測していた。
そのように予測の幅が大きいことを考えると、投資家たちがAmazonの決算をどのようにとらえるべきか迷ったのは当然のことだ。Amazon株の時間外取引は、方向性が定まらなかった。
また声明の中で、Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は「Amazon Prime」のことを「ショッピングの歴史の中で最高のバーゲン品」と絶賛した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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