PayPay、「縦向きクレカ」発行終了へ--そもそも縦型にはどんな利点があった?

 PayPayカードは6月25日、縦向きカード(Mastercard/JCB)の発行終了日を更新した。Mastercardは2025年7月1日、JCBは2026年3月末で新規申し込みを終了する。

左から横向きカード、縦向きカード 左から横向きカード、縦向きカード
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 一般的にクレジットカードは横型が主流だが、PayPayカードでは「横向き」と「縦向き」の2種類から選択できた。

 では、この縦向きデザインにはどのようなメリットがあったのだろうか。

 クレジットカードは、銀行のキャッシュカードや運転免許証、健康保険証などと同様に、長年にわたり横型のフォーマットが定着していた。しかし、横型のカードをATMやレジの決済端末に挿入する際、向きが分かりづらく戸惑うこともある。

 一方で縦向きのカードは、ロゴの向きによって差し込む方向が一目でわかるという利点がある。また、ICチップがカード上部に配置されていることで、タッチ決済の際にタッチする位置が直感的に理解しやすい。

 同じく縦向きカードを提供しているエポスカードの公式サイトでも、「ICチップやタッチ決済のときに自然と操作できる」と、縦向きのメリットを強調している。

なぜ縦向きを提供終了? PayPayに聞いた

 こうした利点のある縦向きカードをなぜ廃止するのか。PayPayカードはCNET Japanの取材に対し「会員にとって使いやすく、親しみやすいカードデザインを目指して追加・刷新を進めており、縦型カードの発行停止はその一環です」とコメントした。

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